

コミラボは、イラストツールの感覚で使用できる、簡単便利なマンガ制作ツールです。下書き・コマ割り・ペン入れ、トーンに写植、作品管理まで、これ一本で作業が可能です。同人から商業原稿までご利用いただけます!
発売を記念して「朝霧の巫女」の作者 宇河弘樹先生にコミラボを使ってオリジナル短編マンガを描いていただきました。
さらにマンガデータ、オリジナルブラシも大公開!

コミラボの発売を記念して、宇河先生にオリジナル短編マンガを描いていただきました。
4ページでというお題でしたので、少ないページでなんか大変なことになってる感を出したいなあと、気の向くまま自分の好きなもの、キャッチな構図を並べてみた感じです。一応、マンガ実作者の方の興味を引くよう、トーンワークや背景、エフェクトなど細かな実用的なところに力をいれ、一般的な活版印刷の商業誌用原稿を意識してあります。
描き手の側に立って整理されたインターフェイスと軽快な操作で、長時間の作業でも気持ちよくマンガが描けるツールだと感じました。感性的であるというのはスペックシートには表れにくい部分ですが、一番大事なことだと思います。
また、締め切り前のマンガ家とアシスタントは精神状態が普通じゃないので(笑)、信じられないようなミスをしでかすのはほとんど不可避だったりしますが、分かりやすいインターフェイスのほかにバックアップとファイルロック機能で取り返しの付かない事態を未然に防げるのは心強く、安心して作業に没頭できました。
今回の作例はトーンを多用しましたので、シロフチをつけるのに便利な選択範囲の拡張や領域の拡張、選択境界の描画をよく使いました。また、グラデーショントーンの濃さを修正するのにはレベル補正が活躍しました。情報ウインドウのHistogramをダブルクリックすればすぐ使えるので便利でした。
活版印刷ですと60線50%以上はドットゲイン(インクのにじみ)でほぼベタで印刷されてしまう特性があります。コミラボに限らず一般的にデジタルトーンは自由な反面、気がつかないうちにこの制約に引っかかりやすいため、モニタ上の印象ではなく墨の数値を見て調整する必要があります。コミラボではグラデーションが潰れては困るところをスポイトで拾って濃度確認、即修正できるので助かりました。
「ずっと描きこんでいたいんだけど、締め切り延びないかな…」とか思いながら根気よく楽しく描いてただけですので、特殊なことはしてないかと思います。デジタルならではというところで強いて言えば、ディザとグレースケールの使い分けでトーンの質感を変えるところ、クリップボードを介して中間ファイルを作らずPhotoshopと連携するくらいでしょうか・・・。逆に言えば、アナログでいろいろやっていた人は、「アレもデジタルでできるんじゃ?」という感じでコミラボでもそのままいろいろ試せるかと思います。
マンガを描く上で自分には手放せないツールだと感じました。また、入門者にはとっつきやすく、コアなユーザーは漫画絵の命である線質をブラシスクリプトで徹底的に突き詰めることができて、幅広く末永く、マンガ制作を楽しめるツールではないかと思います。
今回宇河先生に描いていただいたマンガのデータがダウンロードできます! プロが描く原稿をぜひご覧ください!
宇河先生オリジナルのコミラボブラシがダウンロードできます! マンガ制作にお役立てください!