チュートリアル 2時間目:同人漫画原稿を作成しよう[コマ割をしよう]

チュートリアル 2時間目:同人漫画原稿を作成しよう[コマ割をしよう]

同人漫画原稿を作成しよう[コマ割をしよう]

2. コマ割をしよう

ペン入れの前にコマ割をしましょう。「矩形フレーム」ツールを使えば簡単にコマ割をすることが出来ますが、ビットマップレイヤー(1bpp,8bpp,32bppレイヤー)で描画してしまうと、後からサイズを変えたり線幅を変えたりすることができません。しかし、ベクターレイヤーに「矩形フレームオブジェクト」を追加すれば、後からの微調整が可能になり、こういったコマ割にとても向いています。

コマ割り

ベクターレイヤーを活用し、試しに枠線をひいてみましょう。

コマ割り

1.レイヤーウィンドウからベクターレイヤーを追加します。
「追加・Vector」操作で、ベクターレイヤーが追加されました。レイヤー情報ウィンドウの表示が切り替わっていますね。

コマ割り

2.ツールウィンドウから「矩形フレームツール」を選択します。

コマ割り

3.ツールオプションで枠線の設定を行います。枠線の太さは「pixel」「cm」「inch」から選択できます。印刷用途の漫画を描くときは、矩形フレームツールのアンチエイリアシングはOFFにしておいた方が、負荷も少なくてオススメです。

コマ割り

4.キャンバスでドラッグすると枠線がひけます。

5.枠線をひくとレイヤー情報にオブジェクト(枠線)が追加されます。ダブルクリックすると名前や、濃度、線幅などを変更することができます。

コマ割り

ベクターレイヤーの最大の特徴である、図形の微調整を行ってみましょう。「オブジェクト操作」ツールを選択します。

コマ割り

矩形フレームオブジェクトの頂点上にカーソルを合わせると、カーソルが変化するのが分かります。ここでドラッグ操作をする事で、サイズの微調整が行えます。

コマ割り

1ピクセル単位で揃えていくのは辛いものがありますので、スナップ機能を活用します。
「スナップ設定」ウィンドウの下の列は、図形操作に対するスナップ設定です。この図形スナップとは、図形の描画や選択を、グリッド単位、cm単位、mm単位などの境界に合わせて行える機能です。ここでは、mm単位のスナップを有効にしますので、「mm」部分をクリックします。

コマ割り

図形の追加時でもスナップは有効なので、図形を追加する際は、コマ割をするような場合は、あらかじめスナップさせておきましょう。

さて、基本操作が分かりましたね。それでは、下書きに合わせてコマを割っていきましょう。

「矩形フレームツール」を選択、基本枠(内側のガイド線)にそって、大きい枠線をひきます。

コマ割り

次に「オブジェクト操作」ツールを選択します。ツールオプションで「フレームの分割」にチェックを入れます。

コマ割り

大きい枠線を下の図のようにドラッグします。縦横直線をひく時は「Shift」を押しながらドラッグしましょう。
機能を使うことにより、簡単に枠線がひけました!

コマ割り

コマ割りは、右クリックからも簡単に行えます! コマを割りたい部分で右クリックをして「コマを横に分割」「コマを縦に分割」「コマを分割」のいずれかを選択します。

コマ割り

コマの間隔の調整は、上のメニュー「ファイル」→「環境設定」→「その他」で設定することができます。

コマ割り
環境設定
Ctrl+

通常のコマ割りはこれでOKなのですが、今回のマンガの左上のコマは断ち切りまで線がある変形です。
「オブジェクト操作」ツールを選択し、ツールオプションで「頂点の操作」にチェックを入れます。
コマの三ヶ所をクリックし、それぞれ断ち切りガイドの外までドラッグします。データ上に線はひかれていますが、印刷すると断ち切りガイドの部分で裁断されるので問題ありません。

コマ割り

これでコマ割り完成です!

コマ割り

次回はペン入れを行います。

目次

  1. ネーム・下書きを描こう
  2. コマ割をしよう
  3. ペン入れをしよう
  4. トーンを貼ろう
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