![同人漫画原稿を作成しよう[ペン入れをしよう]](/images/cl/cl_tips02_title03.gif)
ペン入れをしていきます。ペン入れには 1bpp レイヤーを使うのが良いでしょう。「色がある」か「色がない」だけを画像として扱うレイヤーです。詳しくは「1時間目:コミラボに慣れてみよう[bitについて]」をご覧ください。
レイヤーウィンドウの [レイヤー] メニューから、[追加・1bpp] を選択します。1bppレイヤーが追加されました。

ペンツールを使ってペン入れを進めていきます。
・描画に失敗したら Ctrl+Z で取り消しできます。
・↓キーを押せば、左右反転表示でデッサンチェックできます。↑キーで解除。
・Shift(Alt) + Space + ドラッグで、表示の回転。↑キーで解除。
・カーソル左右キーで30度ずつ表示回転(環境設定で角度指定)、↑キーで解除。
ゴリゴリ描いていきましょう。
1bppレイヤの場合、白で描く=消しゴムと同じことになります。カラーパレットの色を「黒」と「白」にし、「Xキー」で前景色(描画色)と背景色の色を交換することで、ペンを持ち変えなくても作業することができます。
人物のペン入れが終わったら、効果線や効果音などを入れてみましょう。この時同一レイヤーに描いてしまうと、のちのち編集が面倒になりますので、人物と背景はレイヤーを分けます。

それでは効果線を入れましょう。「スナップ設定」のブラシの横にあるアイコンをクリックし利用したいガイドを選択します。右側の●をクリックするとスナップの中心・角度が調整でき、位置を定めクリックすると中心点が設定されます。


設定したらペンツールで効果線を入れます。

枠線からはみ出さないようにペン入れをする方法は何通りかありますが、今回は「選択範囲をとってはみ出た部分を消す」方法でやりました。

他にも「選択範囲をとってからペン入れをする」「マスクをかける」「はみ出さないように慎重にやる」等ありますので、自分に合ったやり方を見つけましょう。
効果音も入れて、1コマ目が完成。この調子でどんどん進めます。


困った個所が現れました。それは左側、キャラクターが枠線から飛び出している部分。枠線はベクターデータなので、重なっている部分だけ消すことができません。ラスタライズしてから消すというやり方もありますが、今回は別の方法でやってみましょう。

1bppレイヤーでホワイトを入れたい場合は「レイヤーカラーを白」にします。下のレイヤー全てに影響を与えたい場合は、レイヤーを消しゴムで消すのではなく、ホワイト用のレイヤーを用意しましょう。

1.ペン入れが終わったら「枠線レイヤー」と「ペン入 れレイヤー」の間にもう一つレイヤーを追加
2.作業しやすいようにレイヤーカラーを変更

3.ホワイトを入れたい、白色で描きたい部分を描画

4.レイヤーカラーを白にする

こういった形のレイヤー構造にすれば、吹き出しやキャラクターをコマ外にはみ出させる事ができます。
レイヤーカラーとして指定した色は、
・レイヤーの統合時
・ラスタライズ時
などに、無効にする(黒か白として扱う)ことができます。
これでペン入れ完成です!

次回はトーン処理を行います。