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選択範囲

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選択範囲

[選択範囲] メニューでは、選択範囲に関する操作を行います。

すべて選択

[選択範囲] - [すべて選択] / Ctrl + A

レイヤーサイズと同サイズの選択範囲を作成します。

選択を解除

[選択範囲] - [選択を解除] / Ctrl + D

選択範囲を解除します。

選択範囲を反転

[選択範囲] - [選択範囲を反転] / Shift + Ctrl + I

選択範囲を反転します。 選択状態が非選択状態の領域に、非選択状態が選択状態の領域になります。

色域指定

[選択範囲] - [色域指定]

[色域選択] ダイアログボックスを開きます。

[色域選択] ダイアログボックス

ペイントソフト openCanvas 選択範囲

[色域選択] ダイアログボックスでは、画像の特定の色域に含まれる色から、選択範囲を作成することができます。 [色域選択] ダイアログボックスには、以下の機能があります。

1.対象

色選択の元になる対象をアクティブレイヤー、表示画像から選択します。

2.表示

選択範囲のプレビューを以下の 3 種類から選べます。

グレースケール 選択範囲をグレースケールで表示します。白い箇所が選択範囲です
カラー ( 背景 白 ) 白背景の上に、選択範囲をカラーで表示します
カラー ( 背景 黒 ) 黒背景の上に、選択範囲をカラーで表示します
3.適用範囲

[適用範囲] を変更すると選択中の色に近い色を、どこまで含めるかを指定できます。 モードが [新規] や [追加] の場合、[範囲] の値が大きいと選択範囲は広くなります。 モードが [削除] の場合、[範囲] の値が大きいと選択範囲は狭くなります。 ダイアログを開いた直後は、選択モード新規、選択中の色は描画色に設定されています。

4.モード

色選択には以下の 4 種類のモードがあります。

モード 動作
新規 色を選択するたびに、選択範囲を置き換えます
追加 既存の選択範囲に追加します
削除 既存の選択範囲から削除します
移動 プレビューの表示エリアを移動します
色選択が新規モードのとき Shift を押している間は追加モード、Ctrl を押している間は削除モード、Shift と Ctrl を両方とも押している間は移動モードになります。

ダイアログボックス内の元画像または、選択範囲内をクリックすると、色を選択または削除できます。 [初期値] をクリックすると選択結果はクリアされ初期状態に戻ります。 [OK] をクリックすると [色域指定] を実行します。

選択範囲が存在する状態で [色域指定] を実行した場合、その選択範囲の内側にのみ結果が適用されます。

1ピクセル拡張

[選択範囲] - [1ピクセル拡張]

選択範囲を上下左右とも 1 pixel ずつ拡張します。

1ピクセル縮小

[選択範囲] - [1ピクセル縮小]

選択範囲を上下左右とも 1 pixel ずつ縮小します。

拡張

[選択範囲] - [拡張]

[選択範囲を拡張] ダイアログボックスを開き、現在の選択範囲を任意の pixel 分拡張します。

[選択範囲を拡張] ダイアログボックス

ペイントソフト openCanvas 選択範囲

[拡張量] エディットボックスには、拡張量を pixel で指定します。 スライドバーで操作するか、数値を入力して指定します。 初期値は 1 pixelです。

[OK] をクリックすると [選択範囲の拡張] を実行します。

実行結果

拡張前
ペイントソフト openCanvas 選択範囲
拡張後( 拡張量 : 10 pixel )
ペイントソフト openCanvas 選択範囲

縮小

[選択範囲] - [縮小]

[選択範囲を縮小] ダイアログボックスを開き、現在の選択範囲を任意の pixel 分縮小します。

[選択範囲を縮小] ダイアログボックス

ペイントソフト openCanvas 選択範囲

[縮小量] エディットボックスには、縮小量を pixel で指定します。 スライドバーで操作するか、数値を入力して指定します。 初期値は 1 pixelです。 [OK] をクリックすると [選択範囲の縮小] を実行します。

実行結果

縮小前
ペイントソフト openCanvas 選択範囲
縮小後( 縮小量 : 5 pixel )
ペイントソフト openCanvas 選択範囲

自由変形

[選択範囲] - [自由変形]

選択範囲を自由な形に変形します。

操作方法

[レイヤー] - [変形] - [自由変形] を参照

実行結果

自由変形前
ペイントソフト openCanvas 選択範囲
拡大
ペイントソフト openCanvas 選択範囲
回転
ペイントソフト openCanvas 選択範囲
自由変形
ペイントソフト openCanvas 選択範囲

新規選択範囲

[選択範囲] - [新規選択範囲]

空の選択範囲を新規に作成します。

レイヤーの濃度から新規作成

[選択範囲] - [レイヤーの濃度から新規作成]

アクティブレイヤーの画像の明度に応じた選択範囲を新規に作成します。
黒 ( RGB: 0, 0, 0 ) が完全な選択範囲になり、白 ( RGB: 255, 255, 255 ) が完全な非選択範囲になります。 中間の明度は、その明度に応じて中間の選択範囲になります。

実行結果

作成元レイヤー
ペイントソフト openCanvas 選択範囲
選択範囲作成後
ペイントソフト openCanvas 選択範囲

レイヤーの透明部分から新規作成

[選択範囲] - [レイヤーの透明部分から新規作成]

アクティブレイヤーの透明部分から選択範囲を新規に作成します。
不透明部分が選択範囲になり、透明部分が非選択範囲になります。

実行結果

作成元レイヤー
ペイントソフト openCanvas 選択範囲

( 透明部分を市松模様で表現しています )

選択範囲作成後
ペイントソフト openCanvas 選択範囲

( 透明部分を市松模様で表現しています )

選択範囲を複製

[選択範囲] - [選択範囲を複製]

選択範囲を複製します。

選択範囲を削除

[選択範囲] - [選択範囲を削除]

選択範囲を削除します。

表示範囲外を削除

[選択範囲] - [表示範囲外を削除]

キャンバス表示範囲外の選択範囲を削除します。
画像の回転や 画像サイズの変更をした場合、選択範囲が表示範囲外に出てしまうことがあります。 そのような選択範囲を削除する場合に使用します。

プロパティ

[選択範囲] - [プロパティ]

[プロパティ] ダイアログボックス

ペイントソフト openCanvas 選択範囲

次の設定を変更できます。 [OK] をクリックすると設定を保存してダイアログボックスを閉じます。

1.選択範囲の表示位置

[左][上]で、移動したい値をpixelで指定できます。

2.表示範囲外を削除

チェックすることで、キャンバス表示範囲外の選択範囲を削除することができます。 [選択範囲] - [表示範囲外の削除] と機能は同じです。

3.選択範囲名

現在の選択範囲名が表示されます。 選択範囲名を変更できます。