ペイントソフト openCanvas でのCGイラスト講座

05.顔の塗り - 第16回 CG イラスト講座

私的に一番楽しい顔の塗りです。

まず肌を塗ります。(画像5-1)

CGイラスト講座 画像5-1
画像5-1
  1. 肌色(ピンク系統の色)で、頬・鼻・耳・手の先等のポイント、影になる部分に色を入れていきます。
  2. ぼかし強度をかなり強くした、ぼかしツールでぼかします。
    また、色を一段濃くした色を、頬と眉頭を中心にいれました。
    一番濃くなる影の部分には、彩度を落とした肌色や、薄紫をまぜて色を塗っています。
  3. 今まで塗った肌のレイヤの下に、もう一つレイヤーをつくります。
    かなり黄色い色で肌の全体を塗りつぶしました。
    絵の様子をみながら、薄いピンクも加えていきます。
  4. 肌のレイヤーの一番上に、ハイライト用のレイヤを新しく用意します。
    白とクリーム色で頬、鼻、唇の一番光っている部分に色をいれました。

03の段階で、上のレイヤーのピンク色と下のレイヤーの色との境界に薄い黄緑色をいれると、カラーインクのにじみのようになります。発色がよくなる気がするのですが…。また女の子の場合には黄色よりもピンクの薄い色を入れてみたり、病弱っぽくするには薄紫を部分的に入れてみたり。色々試して遊んでいます。

次は目を塗っていきます。(画像5-2)

CGイラスト講座 画像5-2
画像5-1
  1. ベースになる色を塗ります。
    透明部分の描画禁止にチェックを入れるので、線ぎりぎりまで塗っておきます。
    一段濃い色をのせました。
  2. 目のふちと中心に更に濃い色を入れます。
  3. 黒にちかい緑色で目の下半分に、中心に向けて虹彩を描いていきます。
    ペンの筆圧補正ガンマを高くして描くと、より細かく虹彩が描けると思います。
  4. 目の上半分に、水彩ツールで虹彩を描いた色を置き、なじませます。
    中心の色を薄くしたいので水色で色を少しとりました。
  5. 加算レイヤーで光を入れます。
    下の部分の光だけ、ぼかし強度の低い色で、ふちをなじませます。
    上睫毛を、筆圧補正ガンマを高くした鉛筆ツールで描きました。
  6. 目に化粧をします。
    これをすると目の印象が強くなると思います。
    茶色と薄紫色で、まぶたや目の周りを囲います。
    下睫毛の影を同じ色で、薄く描きました。
    目にやや平行気味に線を引くと、後でケバくならないです。
    同じレイヤで、髪の影も描いてしまいます。

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